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昭和二年に行われた大正天皇陵造営のため石材切り出しの様子。手水鉢用の原石には「内匠寮」(現在の宮内庁)の文字が見える。
「本小松石」はいまから約15万年前、箱根火山噴火の溶岩(輝石安山岩)です。
磨いた色はわずかに緑がかった灰色(青)や赤みを帯びた灰色(グレー・赤)などで、関東では高級な石として、墓石・建築材・工芸製品・茶褐色の皮を活かした庭石・モニュメントとして幅広く利用されています。
「小松石」の名は真鶴町旧岩村小松山に由来しています。今日、「小松石」の名は真鶴以外の産地の石にも付けられていることから、真鶴産の石は特に「本小松石」と呼んでいます。
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